バレンタインと言えば、「好きな人にチョコを渡す日」というイメージが強いですが、男子校では一体どうなのでしょうか?
共学では、バレンタインにチョコをもらう機会があるかもしれませんが、男子校ではそもそも女子がいません。そのため、男子校のバレンタインは静かなものだと思われがちですが、実際にはどうなのでしょうか?
筆者自身、6年間男子校で過ごし、さらに兄も男子校出身であるため、男子校の文化やイベントについては非常に詳しい立場にあります。その経験を踏まえ、男子校ならではのバレンタインの実態を詳しく解説(告白)していきます。共学とは異世界のバレンタインの過ごし方を、ぜひご覧ください。
この記事は以下のような方々におすすめ;
- 男子校に通う現役学生
- 男子校の文化に興味がある方
- バレンタインに関する共学との違いについて知りたい方
- 男子校にまつわる面白い記事を読みたい方
男子校のバレンタイン事情:独自の文化とリアクション
男子校ならではのバレンタイン事情は、共学の学校とは異なる特徴があります。男子校のバレンタインデーを通じて見られる文化やリアクションを紹介します。
① そもそもチョコはもらえるのか?
結論から言うと、男子校では「女子からチョコをもらう機会はほぼゼロ」です。しかし、工夫次第でチョコをもらうチャンスはあります。以下のようなパターンが考えられます。
- 姉や妹、母親からもらう:これはただの身内の「義理チョコ」。これだけだと逆に寂しい気持ちになることも。
- 他校の女子と交流がある場合:共学の友達や彼女がいる場合、男子校でもチョコをもらえる可能性が高いです。これがいわゆる「勝ち組」パターン。
- バイト先や習い事で知り合った女子からもらう:こうした状況でチョコをもらう男子は「意外な勝ち組」とも。
② 男子同士の“義理チョコ”文化
男子校ならではのユニークな文化として、男子同士でチョコを交換することがあります。
- 手作りチョコを持参する男子:料理好きな男子が手作りチョコを持参することもありますが、あまり需要はなく、男からのチョコはだれも欲してない。
- コンビニで買ったチョコを配る“ネタ”勢:クラスの男子同士で、コンビニで購入したチョコをランダムに靴箱に入れて楽しむという文化が見られます。これはバレンタインデーを「ネタ」として楽しむ一つの方法。
- 女の先生が気を利かせて用意してくれることも:残念ながら、先生がバレンタインのチョコを用意してくれることはほぼありません。その理由として、面倒くさいから。
男子校の生徒は「バレンタイン=チョコをもらう日」という楽しさを、男子同士で味わう傾向があり、独自の盛り上がりを見せる日でもあります。
③ バレンタインに対するリアクション
男子校の生徒たちのバレンタインデーに対する反応は多様です。以下のようなリアクションが見られます。
- 「バレンタイン?関係ないね」派:バレンタインデーに特別な感情を持たず、普段通りの生活を送る生徒も多い。
- 「他校の女子からもらったぞ!」自慢派:リア充をアピールしたい生徒は、他校の女子からもらったチョコを誇らしげに自慢。
- 「ネタとして楽しもう!」盛り上げ派:バレンタインをイベントとして楽しみ、チョコを配ったり、何かしらの企画を立てて盛り上げようとする生徒も少数存在。
このように、男子校のバレンタインデーは、独特の文化とリアクションで溢れています。
男子校生がバレンタインを無理矢理楽しむ方法
「男子校だからバレンタインはつまらない」と思いがちですが、実は意外にも楽しみ方はたくさんあります。チョコをもらう機会が少ないからこそ、男子校ならではのバレンタインの楽しみ方を見つけましょう!ちょっとした工夫で、無理矢理でもバレンタインを楽しむ方法をご紹介します。
① 友達と“交換チョコ”をする
男子同士でチョコを交換することで、バレンタインのイベント感を楽しむことができます。チョコを交換することで「義理チョコ」でもお互いに笑い合えるシーンが生まれることも。交換するチョコの内容が「手作り派」や「市販派」などで分かれれば、さらに面白い文化が生まれ、男子校ならではの特別な雰囲気を作り出せます。とりあえず、ネタとして交換するだけでも、なんとなくバレンタインらしい空気が流れますよ!
② バレンタインをもらった妄想をする
女子からチョコをもらう機会がほぼゼロの男子校生には、バレンタインの一番の楽しみは「妄想」。頭の中で、自分がバレンタインにチョコをもらうシチュエーションを妄想して楽しむ方法です。「あの子がチョコをくれるシーン」や「想像の彼女からサプライズでチョコをもらう場面」など、自由に妄想を膨らませてみましょう。妄想の中でリア充感を味わえれば、バレンタインがちょっとだけ楽しくなるかもしれません!
③ 自分でチョコを作る・買う
バレンタインデーはチョコをもらう日という固定観念を捨て、自分でチョコを作ったり、買ったりして楽しむ方法も。自分好みの美味しいチョコを手に入れて、食べることに集中すれば、バレンタインをポジティブに楽しむことができるかも?手作りチョコに挑戦すれば、クラスメートに配るネタにもなり、少しでもバレンタイン気分を味わうことができます。買う場合でも、贅沢なチョコを自分へのご褒美として楽しむのもアリ!
男子校のバレンタインはただの日常
いろいろと書きましたが、「男子校のバレンタインデー」、正直言ってほとんどの男子校生にとってはただの一日。チョコをもらうことはほぼなく、特別なイベント感も薄い。だけど、なぜかちょっとソワソワしてしまう、そんな微妙な気持ちも感じる日。
結局、男子校のバレンタインは、何気ない一日を楽しんで、過ごすのが一番かもしれません。それでも、ちょっとだけチョコをもらう妄想をして、心の中で「リア充感」を感じるのはアリ!
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