「人に勉強を教えるのって難しい…」
塾講師や家庭教師をしている方、こう思ったことはありませんか?人に勉強を教えることはとても大変なことです。
- なんでこの説明で理解できないの?
- 何度言えば覚えるんだ!
などとイライラしたり、「教え方が下手なのかな…」と悩むこともあるかと思います。しかし、塾講師や家庭教師ではちゃんと教えないと生徒の成績が伸びないので役目を果たすことになりません。
そこで今回は『生徒の成績を伸ばすために!教え方が上手くなるコツ』というテーマで、塾講師や家庭教師をしている方に向けてお話したいと思います。これをみればきっと生徒の成績も伸びる!
また、これから塾講師や家庭教師をしようとしている方の参考にもなるかと思います。
ちなみに私は、
- 大学・大学院の6年間、個別指導塾講師のアルバイトを経験
- 二つの塾で40人以上の生徒を指導
- 地区の代表講師として広報誌に『指導方法』を掲載
- 塾で出会った人(講師)と結婚
というスペックの持ち主です。
教え方がうまくなるコツ
1.生徒の理解力にあわせて授業を展開する
これが最も大事なポイントです。
ですので、相手の理解力にあわせて授業をすることが大事なのです。
生徒によっては、教えたことをどんどん吸収して他の問題に応用できる子もいれば、教えた問題から少し変化があるだけで途端にできなくなる子もいます。
それらの生徒に対して同じ教え方をするのは適切な方法とは言えません。成績も伸び悩むでしょう。
自分基準ではなく相手基準。これが教え方がうまくなるための最も大事なことです。
2.細かく「理解できているか」のチェックを入れる
- わかったフリをする
- わかったつもりでいる
生徒にはこの二パターンいますが、どちらも「本当に理解できているか」を判断するのは難しいです。ですので、細かくチェックを入れて確認する必要があります。
✔チェックのタイミング
私のオススメは、できるだけ短い間隔でチェックを入れることです。究極を言うと一問ごとに。(生徒のレベルや時間次第ですが…)
一般的には授業の最後や宿題としてチェックをする場合が多いですが、授業まるごと理解していないことがよくあるのでオススメしません。一回の授業が無駄になるので。たとえ進みが遅くても、一つずつ確実に理解させたほうが、結果的に成績は伸びます。
✔チェックの仕方
「本当に理解できているか」をチェックするのにはまったく同じ問題ではなく、類似問題を解かせてください。同じ問題だと、ただ覚えているだけで理解していない可能性があるからです。
3.生徒が話しやすい雰囲気をつくる
実はすごく大事なポイントです。生徒が話しやすい雰囲気をつくることで、
- どのポイントを重点的に教えたらいいかがわかる
- どういう教え方だとわかりやすいかがわかる
- 楽しく勉強ができる! →積極的に取り組んでくれるようになる
などのメリットがうまれます。そうすると的確な指導ができ、かつ生徒のやる気も出てくるので成績がぐんぐん伸びていくことでしょう。
頭が良くてバリバリ勉強する生徒にはそれでもいいと思いますが、それ以外の生徒はついていけないからです。塾や家庭教師を習う子は勉強が苦手な場合が多いので、話しやすい雰囲気をつくって「相手の話を聞く」ということを意識して指導するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は『教え方がうまくなるコツ』というテーマでお話しました。
- 生徒の理解力にあわせて授業を展開する
- 細かく「理解できているか」のチェックをいれる
- 生徒が話しやすい雰囲気をつくる
どれも先生の学力や能力の話ではありませんよね。そうです!大事なのはコツなのです。そのコツさえつかめば、誰でも「教え方のうまい」講師になれると思います。
今回の記事を参考に頑張ってください!
お読みいただき、ありがとうございました。
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