「30代にもなって全然貯金がない…」
「いざ貯金を始めようとしてもすぐに挫折してしまう…」
あなたはこのように悩んでいませんか?貯金の重要性は頭でわかっているけど、いざやってみると全然お金が貯まらないというのは多くの人が経験していることだと思います。
特に最近は、老後の資金不足がニュース等で話題になっているため、ますます不安になりますよね。リタイアまで頑張って「よし!余生を楽しむぞ!」というときにお金がなくて苦労するのは、出来る限り避けたいものです。
そこで今回は、「手軽さ」という点に着目し、誰でもできる簡単な貯金のコツを4つ紹介します。この方法で、毎月貯金0円だった私でも3年程で500万程度の貯金ができました。
これを読んだあなたが、貯金で悩むことのない生活を送れるようになれば本望です。
コツ1.収入が上がっても支出を変えない
収入が増えれば、貯金できる額が増えるのは当然だと思いますよね。しかし、実際は、収入が上がっても貯金額が変わらない場合が多いのです。なぜでしょうか?
それは、収入の増加に応じて、支出額も増えてしまいがちだからです。例えば、収入が増えたから
- 家賃の高い家に引っ越そう
- 外食の頻度を増やそう
こんな思考を持ってしまいがちですよね。
「収入が増えたら贅沢をしたい!」
これは誰もが当然のように持つ感情ですが、貯金という視点で見ると、少し気を付けなければいけません。ここで支出を増やさないことが、将来の貯金額に大きく影響してくるのです。
支出を抑えることの重要性
ここで、支出を抑えることがいかに重要かということについて説明します。
毎月たくさんの貯金ができる人のことを『貯金力』が高い人と定義します。この『貯金力』は、以下の2つの力で算出されます。(マイナスの概念は含みません)
稼ぐ金額が多くて支出が少なければ、貯金をたくさんすることができます。一方、いくら稼ぐ力が高くても、支出を抑える力が0であれば、貯金力も0ということになります。
要は、あなたの稼ぐ力が0でない限り、支出を抑える力次第で貯金力は変わってくるということです。
例えば、年収1000万円のAさんと年収500万のBさんがいた場合、『支出を抑える力』次第ではBさんのほうが貯金力が高くなることもあるのです。すなわち、『支出を抑える力』を養えば、自分よりはるかに年収の高い人よりも多く貯金ができる可能性があるのです。
収入が上がると贅沢したくなりますが、そこをぐっとこらえて、今までどおりの生活をしながら貯金額を増やしていきましょう。
コツ2.貯金をする目的と目標値を決める
さて、あなたが貯金をする目的はなんでしょう?
この質問に即答できない場合、効率的に貯金をするのは難しいかもしれません。なぜなら、人は目的がないと頑張れないからです。
先述したように、貯金には『贅沢をぐっとこらえる力』が継続的に必要となります。誰だって、美味しいものを食べたいし、タクシーで楽に移動したいし、便利なコンビニに寄りたいし…しかし、貯金をするには、これらの欲求に常に勝たなければいけないのです。
そのために必要なのが、『貯金をする目的』なのです。目的が自分の中でしっかりと把握できていれば、貯金の必要性を実感し、モチベーションを上げることができるのです。部活でも仕事でも、目的がないとやる気がなくなってしまいますよね。貯金にも同様に目的を定めて、効率的に貯金をしていきましょう。
ちなみに、私の貯金の目的は、老後のためです。私たち夫婦がお金に困ることがないようにというのはもちろん、さらには息子や孫に資金援助をしたり美味しいものを食べさせてあげたりできるおじいちゃんになりたいと思っています。私の父が今、私たち家族にしてくれているのと同じことを子の世代にも継続するために、日々の贅沢への誘惑に打ち勝とうと頑張っております。
コツ3.無理をしない
貯金を効率的にするコツ、モチベーションを上げるコツについて説明してきましたが、貯金を継続するうえで一番大切なのは無理をしないということです。
日々の生活費を極端に削って貯金に充ててしまうと、反動で贅沢を我慢できなくなってしまったり、やる気がなくなってしまったりする可能性が出てきます。誰でも、辛いことはなかなか続かないですよね。無理をせず、できる範囲で頑張ることがポイントです。
貯金は、継続がとても大事です。継続しなければ大きな貯金額を手にすることは絶対にできません。今の収入と支出を把握したうえで、現実的な貯金の目標金額を設定し、無理なく継続していくように心がけましょう。
コツ4.専用アプリを使って『家計の見える化』をする
普段『何にどの程度お金をつかっているか』を把握することは、貯金をするうえで大切です。現状をはっきりと把握しないと、貯金の妥当な額もわかりませんし、節約できるところなどの改善点も見えてきません。
大学受験でもそうですよね。「自分が模試でA判定なのかE判定なのかわからないけど、とりあえず東大を受けよう」という人がいれば、ちゃんと実力を把握してから決めなよ…と言いたくなります。
何かを達成するためには、現状をしっかりと把握する必要があるのです。
何を把握すれば良いの?
把握するとはいっても、何を把握すれば良いのかわからない方もいますよね。具体的にご説明します。
把握すべきことは、以下の2つです。
- 固定費(家賃など)
- 変動費(交際費など)
たった2つの項目を把握するだけで、現状を把握することができるのです。
固定費
まず、固定費は家賃や通信費など、毎月決まった費用がかかるもののことです。ここを節約すると効果が大きいのですが、変更するには労力がいります。引っ越しや携帯キャリアの変更は、すぐにできることではないですよね。
固定費を見直すのは半年に1回程度にし、普段の生活では単純に必要経費として、貯金には影響のない部分として捉えておきます。例えば、固定費が毎月10万円なのだとしたら、その10万円は節約のしようがない部分として認識して良いということです。
変動費
一方、変動費は食費や交際費などの、毎月変化する費用のことです。今日からすぐに、節約することができる部分となります。
見える化において大切なのは、この変動費です。変動費をいかに抑え、貯金額を増やすかということが、重要になってきます。
アプリで簡単に家計管理を♪
これまで説明してきた家計の見える化、もちろん手書きで行ってもよいのですが、専用アプリを使えば簡単に行うことができます。
私が使用しているMoney Forwardというアプリは、項目を入力していくだけで、誰でも簡単に見える化することができるようになっています。個人的には使いやすく、みなさんに一度使ってみてもらいたいアプリです。
まとめ
- 貯金が全然増えない理由→「支出を抑える力」が足りないから
- 貯金に対するモチベーションが上がらない理由→目的が明確になっていないから
- 貯金を継続するために大切なこと→無理をしないこと
- 家計の見える化をする方法→固定費と変動費をざっくり把握すること(アプリも有効活用しよう)
以上4つの点についてお話ししてきました。どうでしょうか、あなたの中でしっかりと理解できているでしょうか?
貯金を始めたばかりの方も、上手くいかなくて悩んでいた方も、この記事を読んだ今日を新たな1日目として、効率的に貯金をしていきましょう。私も頑張ります。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
コメント