恐竜好きなお子さんって、恐竜の真似をして「ドシンドシン」と歩きませんか?私の息子は、家の中でも外出先でも、常に恐竜になりきっていて、大きな足音と「がおー」という鳴き声を響かせながら歩いています。
なりきっているというか、もはや自分のことを恐竜だと思っていそうだよ
マンションに住んでいる場合、ドシンドシンという音は下の方のご迷惑になってしまいますよね。我が家もマンションで下にも居住者の方がいらっしゃるので、大きな音を出さないよう、常に神経を使っています。
今回は、同じようにマンションに住んでいてお子さんの足音の対策を調べている方に向けて、我が家が実践している騒音対策を3つご紹介します。参考になるものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
1 ジョイントマットを敷く
「騒音対策あるある」のジョイントマット、我が家もリビング全面に敷いています。
ジョイントマットとは?
ジョイントマットとは、正方形のパズルのピースのようなものを組み合わせることでお部屋の形や必要な部分に合わせて使用できる、床に敷くマットのことです。1つひとつのマットのサイズは大きめのものから小さめのものまで幅広く、お好みに合わせて選ぶことができます。
どこで購入できるの?
楽天市場などのネットショップや、ニトリやアカチャンホンポといった実店舗、どちらでも購入できますが、私はネットで購入することをおすすめします。なぜなら、ある程度の面積に敷く場合は、かなりの枚数が必要となり持ち帰りが大変だからです。特に徒歩や電車等の公共交通機関で持ち帰るのは、量・重さともに不可能に近いと思います。反対にネットで購入すれば自宅まで届けてもらえるので楽です。例えば、我が家が12畳分のジョイントマットをネットで購入した際は、大人の腰の位置ほどまでの高さの大きな段ボールが2箱届き、当時の狭い玄関には入りきらないほどのボリュームでした。これを自力で持ち帰るとなると…かなり難しいと思います。
限定的な場所に敷く目的で数枚の購入で良かったり、車で持ち帰れたりという場合でしたら、実店舗での購入も現実的だと思います。
ジョイントマットを使うメリット
ジョイントマットを敷くことで、直に床に衝撃を与えるのを防ぎ、音と振動がだいぶ軽減されていると感じます。また、防音とは関係ないことなのですが、マットがやわらかいため床に膝をついた際に痛くなかったり、元々の床に傷がつくのを防止できたりといったメリットもあります。また、子どもが転んだ際に大きな怪我とならないようにするという効果もあります。ジョイントマットは、お子さんがいる家庭には防音と怪我の軽減という点で安心感をもたらしてくれるアイテムなんですね。
ジョイントマット使用の際の注意点
ジョイントマットをこれから導入したいと考えている方に、2つの注意点をお伝えしておきたいと思います。言い換えるとデメリットということになるかと思いますが、これらの点を理解したうえで、導入するかどうかを検討されると良いのではないでしょうか。
隙間からごみが入る
パズルのように複数のマットを組み合わせるという仕様上、どうしても隙間ができてしまい、そこからごみが入ってマットの下に溜まってしまいます。毎日めくって掃除するのは大変なので、私は1ヶ月に1度くらいの頻度でめくれる範囲だけ掃除をしていますが…正直、場所によってはかなり大変なことになっています。パンくずや、お菓子のかけら、髪の毛などが入ってしまっています。一度マットの下に入ってしまうと、掃除機では対処できないところが厄介ですね。
対策としては、最初にマットを敷く際に、できるだけ壁にぎゅーっと押し付けることで、隙間を出来にくくすることができます。また、重い家具の下にも敷いて重石代わりにすることで、マットを動きにくくすることもできます。
とはいっても、生活しているうちにどうしても少しずつずれてしまうものですので、あまり神経質にならないようにするのがよさそうです。
ジョイントマットの上にラグを敷くのも、隙間にごみを入れにくくする良い方法かもね
ドアの開け閉め部分には敷けない
マットに分厚さがあるため、ドアの開閉の邪魔をしてしまう場合があります。スライドドアのお部屋なら問題ないのですが、引いたり押したりして開ける一般的なドアの場合は注意が必要です。開閉部分にはマットは敷けないということを考えて、計画を立てましょう。
ジョイントマットの選び方
私が選んだジョイントマットはこちらです。
次の2つの点を基準に選びました。結果的に、満足しています。
- 安全性
- デザイン性
安全性
リビングという毎日を過ごす場所に置くものなので、安全性は第一に考えて選びました。ホルムアルデヒドという有害物質を聞いたことがある方は多いと思いますが、他にもシックハウス症候群を引き起こす可能性のある有害物質というのは存在します。特に小さなお子さんのいるご家庭では、出来る限り排除したいものですよね。
そういった有害物質の検査にクリアしているかどうか、ぜひチェックしてから選んでくださいね。ちなみに私の選んだ商品は、建築基準法で規制されている7つのシックハウス原因物質すべてにおいて、基準に合格しているとのことです。定期的に検査されているようで、安心して使用することができています。
デザイン性
床の色でお部屋の印象ってがらっとかわりますよね。私はインテリアにこだわりたいタイプなので、できるだけ好みに合うものを敷きたいという気持ちがありました。
以前、ネットで「ホワイト」というカラーを購入したところ、実際には水色のようなグレーのような色のマットが届き、我が家のイメージとは違うな…ということがありました。そんな失敗をしないよう、次は口コミや実際の写真などをできる限り調べ、慎重に選ぶことで、理想どおりの商品を購入することができました。
私の選んだマットはは木目調のデザインで、薄目のベージュといったカラーです。よく見ればプリントだということはわかりますが、ぱっと見は木目のように見えます。ちょっと古い印象のある、子どもの頃の勉強机のような木目のカラーではなく、今っぽいおしゃれな色合いなので、インテリアにこだわっていて、北欧やカントリーなどが好きな、薄目のカラーを好む方にはおすすめです。
2 「今うるさいかも」と思ったら、さらにもう1枚マットを敷く
子どもが恐竜の真似を始めたりダンスをし出したりしたときには、もう1枚マットを敷いて、その上で遊んでもらうようにしています。我が家のプレイマットはこちらです。こちらはデザインにはこだわらず、価格だけで選びました。いつも出しておくものではないので、嫌な柄でなければ何でも良いかなと思いました。
この柄、おばあちゃんは「可愛い!」と言っていたよ
これを敷くことによって、さらに安心感を持てて、子どもを自由に遊ばせられます。本人も、ダンスするときには自分で持ってきて敷くようになりました。「この上ならダンスしても怒られない」と思っているようです。マット自体がある程度広いので、息子と私で一緒にマットの上でダンスすることもできるサイズ感です。
さらに、こちらは折りたたみができるので、ちょっとした隙間に立てておくことができます。普段は片づけておきたいという方にはぴったりではないかと思います。
私は価格重視で選びましたが、「やっぱりデザインも大事」という方には、こんなプレイマットはいかがでしょうか?
商品紹介
動物がモチーフのプレイマット
こちらは、洗濯機で洗えるタイプのプレイマットです。厚みはあまりなさそうなのですが、デザインがとってもおしゃれですね。柄は、キリン、ウサギ、ゾウ、クマ、キツネ、シカの6種類があります。どの柄にもABCで動物の名前が書いてあるので、アルファベットを読めるようになったお子さんは喜んで読んでくれるかもしれませんね。
シンプルな柄のプレイマット
表面はシンプルな柄、裏面はなんと木目になっている、インテリアになじみやすいプレイマットです。こちら、とっても良くないですか?折りたためるし、デザインもいいし、厚みもある。しかも、お値段もお手頃です。価格重視で私が選んだものと500円程の差なので、今選ぶならこちらを購入したいなと思います。(当時はおそらくなかったです)
木目のプレイマット、すごくいいな~♪
3 昼間、家以外の場所でたくさん遊ばせておく
これは直接的な対策ではないのですが、昼間に騒音を気にしなくても良い場所で思いっきり遊ばせておくことで、結果的に騒音対策につながると思っています。
自宅で「ドシンドシンしないで」「静かにしよ?」と言うのって、もちろん人に迷惑をかけないという意味では正しいのですが、なんとなく罪悪感がありませんか?私は子どもはいつでも子どもらしく、楽しいことを全力でしてほしいという価値観を持っているので、それを制限することに「ごめんね」という気持ちが少なからず出てきてしまいます。その気持ちが、昼間思いきり遊ばせてあげることで、「まぁ、昼間あれだけ遊んだし、おうちではちょっとだけ我慢してね」と思えるようになるので、抵抗なく子どもに注意することができるようになります。親のメンタルに効果がありますね。
また、子ども自身も、外では思いきり遊んでいいけれど、家は注意されるということに気付いてくると、徐々にメリハリをつけられるようになるのではないかと思います。我が家の2歳の息子はまだまだ難しそうですが、そのうち「家はうるさくしてはいけない場所」というふうに認識してくれるといいなと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?お子さんがいると必ず考えないといけない、騒音問題。人に迷惑をかけないように、出来る限りの対策はしておきたいですね。今回は、恐竜好きで、やんちゃすぎる息子を持つ我が家の騒音対策をご紹介しました。騒音対策で迷われている方の参考になれば嬉しいです。
それではまた次回♪
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