今回は、学校(中高一貫校)の教育方針について、
教育方針の違いは、将来の就職先に影響があるのか?
というテーマでお話しします。
偏差値が高い学校の卒業生のほうが、給与の高い企業で勤めていたり、資格が必要な医者や弁護士などの仕事をしていたりする確率が高いのはご存知かと思います。ただ、同じくらいの偏差値で、学校の教育方針が異なる場合はどうなのでしょうか?
私たち夫婦は、
夫(Sai):伝統的な学校出身
妻(Maiko):新設の国際的な学校出身
と、真逆といっても良いほどの異なった教育方針の学校の出身です。今回のテーマ、『出身校の教育方針は、将来の就職先に影響するのか?』を検証するため、卒業から約15年経った今、それぞれの卒業生がどのような企業で働いているのか、周りの実績を紹介していきます。
夫婦の出身中学・高校
学校の特徴:創立70年程度(当時)の伝統のある中高一貫校(
教育方針:社会を導くリーダーの育成
中学受験偏差値:62
学校の特徴:創立10年程度(当時)の国際的な中高一貫校(共学)
教育方針:国際社会で活躍する人材の育成
中学受験偏差値:60
それぞれの卒業生の出身大学
進学先の大学については、どちらの出身者も、旧帝大、早慶、MARCHのいずれかで大半を占めていました。割合も同程度です。
唯一違う点は、妻の出身校からは、海外の大学に進学する人がいましたが、夫の出身校からは0人だったという点です。国際的な環境に影響されたと考えられますね。
それぞれの卒業生の就職先(高校卒業から15年)
夫(Sai)の出身校の卒業生
妻(Maiko)の出身校の卒業生(※男性のみ)
・有名な大企業(1~2割)
結論:出身校の教育方針の影響は大きい
それぞれの就職先を見てみると、出身校の教育方針の影響は大きいことがわかりました。大学は似たようなところに進んでいるため、中高の出身校の影響があるのかなと考えられます。
もちろん、サンプル数は計60名程度なので、断言することは難しいですが、それにしても違いは面白いくらいに顕著ですよね。
まとめると、以下のような違いがあることがわかりました。
(夫側:有名な大企業 妻側:ベンチャーや外資系企業)
・医師や教員などの資格を有する職種の人はお互い一定数いる
・転職経験のありなしに大きな差がある
中学受験を考えている方は、偏差値だけでなく、教育方針についてもしっかりとチェックする必要がありそうですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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