みなさんは、普段不安を感じることはありますか?
私は産後、育児ノイローゼのような状態になってしまい、約2年間「不安」と戦ってきました。こんなふうに言うと、不安=悪と捉えられてしまうかもしれませんが、不安というのは人々が社会生活を送るうえで必要な感情で、悪いだけのものではないのです。
そこで、この不安を「正しい不安」と「好ましくない不安」に分けて、今回はお話ししていきたいと思います。色々なことが不安になってしまう、いつも漠然と不安だ…というような「好ましくない不安」を抱えてしまっている方が読んで参考になるような記事になっていますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
実際に私が実践した方法ですので、一人でも多くの方を楽にできたら嬉しいと思っています。
「正しい不安」と「好ましくない不安」って何?
「不安」とは人間が生活していくうえで必要なものであり、決して悪いものではないのです。不安があるからこそ備えられたり頑張れたり…私たちにとってプラスに働くものが多いのも事実です。私はこれを、「正しい不安」と呼んでいます。
一方、漠然とした不安や周りのあらゆることに対して感じてしまう不安というのは、「好ましくない不安」です。本来不安に感じる必要のないことまで不安に感じてしまう。それは、私たちの生活の質を下げ、楽しむことを難しくし、精神面にも悪影響を与えます。これらの不安は感じる必要がないのです。
「正しい不安」の例
- 今回のテスト、あまり勉強できていないから不安だな
- 住宅ローン、これからしっかりと返していけるかな
「好ましくない不安」の例
- (特に症状はないけれど)もしガンだったらどうしよう
- しっかりと手を洗ったけれど、100%の菌がとれた保証はないよね…
「好ましくない不安」が出てくる理由は?
私は、好ましくない不安が生じてしまうことの理由はたった一つだと考えています。それは、
自分に自信がないから。
自分の行動、生活、人となりなど、すべてにおいて自信を持っていれば、正しいと確信することができ、不安にはならないのです。
「それなら、今日から自信を持とう♪」
そうやって、自信を持てたら簡単ですよね。そうはできないから不安で苦しんでいるんですもんね。
「好ましくない不安」を消す方法はある?
方法はあります!もちろん個人差があるとは思うのですが、私はこの習慣をつけることによって、簡単に自信を持つことができるようになりました。
その方法というのが、自分の行動一つひとつに「〇」と評価をつけるというものです。
例えば、自分の子どもが栄養不足ではないかと心配になったとき。好ましくない不安を持ってしまっている方は「どうしよう、大丈夫かな、最近のごはんの栄養バランスどうだったかな」とどんどん焦りが出てきてしまいます。そんなときに心がけてほしいのが、〇をつけるという習慣なのです。
- 毎日3食ごはんを提供しているか?→しているなら〇
- 子どもがお腹いっぱいになる量を出したか?→出したなら〇
- 子どもの体格が極端に小さくないか?→小さくないなら〇
- 子どもが毎日フラフラしていないか?→していないなら〇
- 子どもが風邪ばかりひいていないか?→ひいていないなら〇
このように、今までの行動や状態を細かくわけて、一つひとつに「〇」をつけていくのです。そうすることによって、自分自身に「大丈夫だ」という証明ができ、自信を持つことができるようになります。
もし「×」があった場合も、自分を責める必要はありません。その部分が好ましくないと思うのであれば、その日から改善すれば良いだけです。自力で改善が難しいのであれば、他の人を頼りましょう。ちなみに、私はつらい時期、地域の保健士さんに随分とお世話になりました。
大きな不安に直面した際には、細分化して、一つひとつをクリアにしていきましょうね♪
まとめ
今回は、好ましくない不安の消し方を、私の実体験からお話ししました。少しでも不安を取り除いて、楽しく過ごしたいものですね。
ひとつ注意していただきたいのが、「好ましくない不安を持っている自分を絶対に責めない」ということです。あなたはあなたの人生の流れに沿って生きてきて、たまたまそういった状況になっただけなのす。何も悪いことではないので、ありのままの自分を受け入れて、気持ちを楽にしていきましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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